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奈良に期待してはいけない。楽しいのは奈良に着くまでだ。奈良てっ。神鹿魍魎口伝

  • 一般小説

    和風ファンタジー,法隆寺,あやかし,擬人化,奈良,もののけ,完結,史実

    作品タイトル:奈良に期待してはいけない。楽しいのは奈良に着くまでだ。奈良てっ。神鹿魍魎口伝

    エピソード名:第44話 燃やす

    作者名:cafu0126

    ファンタジー | 連載中 | 44話 | 100,219文字

    奈良に期待してはいけない。
    楽しいのは奈良に着くまでだ。

    人々から忘れられた土地には、いつのまにやら魑魅魍魎の類いが住みつき魔都と化す。
    今回、魔都化するのは奈良だ。
    奈良なんて、ほっとけばいいのに一人の男が
    立ち上がった。
    名を鹿目征十郎。
    軽薄で信用できないが、歩きスマホはしない男。
    神鹿機関に属する国家の兵。神使である。

    【あらすじ・ネタバレ】
    擬人化した法隆寺によって、車を錆びだらけにされてしまった鹿目は、怒り心頭、復讐に燃えてアジトに突撃しようと思ったものの、腹が減り、女店主の菜月が経営するラーメン屋を見つけて立ち寄る。
    それがいけなかった。
    色々な用事を聞くうちに、西へ東へを繰り返す。
    その過程で、法隆寺からの刺客もぶちのめす。
    だが、魔都化は止まらない。
    うだうだしている内に、神格として復活した聖徳太子が奈良を救うと暴れだす。
    鹿目は、事態の収拾をつけられなくなり困り果てる。
    更に、擬人化した南大門に拉致されて巨大な穴に落とされてしまった。
    気が付くとそこは、十五年も時が過ぎた荒廃した世界であった。
    しかも、聖徳太子が魔王として奈良の人々に害をなす世界。
    裏があると思った鹿目は、法隆寺に向かう。そこで衝撃の事実を知るのだが・・・。


    いつになったら法隆寺を討伐できるのか。
    いつになったら奈良に平和はやってくるのか。

    今が働き時だ! 頑張れ鹿目!
    化け物どもよ! 世界遺産をもっと大切にしろ!


    (作中で奈良をディスっておりますが、これは叱咤激励、奈良県への愛です。作者は奈良が大好きですよ)